出会い系サイトを利用する上で気を付けたい存在のひとつが「サクラ」ですよね。
最近では新たな手口を使う「新型サクラ」も登場し、出会い系サイト慣れしたユーザーですら騙されてしまう事例が発生しています。
そこで今回は、初心者~上級者までチェックしておくべき「サクラの手口と見分け方」を徹底解説していきたいと思います。
出会い系サイトにいる「サクラ」ってそもそも何者?
「サクラ」を利用する商売は大昔から存在していました。
サクラは漢字で「偽客」と書き、普通の客に混ざって商売を盛り上げる役割の人を指します。
観客のフリをしてマジシャンに協力する人や、見物客のフリをして商品を褒める人なんかも「サクラ」の一種ですね。
客のフリをして他の客を騙す人のことを「サクラ」と呼ぶようになった経緯には諸説ありますが、「その場を一瞬で盛り上げて一瞬で解散する様子」を桜の季節に例えた言葉だという説が有力です。
サクラを利用する商売は数多いですが、その全てが悪いというわけではありません。
マジックショーのサクラや演劇のサクラなんかは、場を盛り上げる演出を担った立派なお仕事だといえます。
しかし出会い系サイトに限って言えば、サクラの存在は害悪でしかありません。
出会い系サイトのサクラは「ユーザーにお金を使わせるため」に存在しており、あの手この手でポイントの無駄遣いをさせようとしてきます。
サクラとまともに関わっても無駄な出費が増えるだけなので、出会い系サイトを選ぶときは「サクラが居ないサイト」を選ぶのが賢明です。
出会い系サイトに潜むサクラの種類一覧
①運営が雇っているサクラ
出会い系サイトのサクラで最も多いのが「運営が雇っているサクラ」です。
質の悪い出会い系サイトには女性が集まらないので、運営側が女性ユーザーのフリをして書き込んでいるわけですね。
運営会社のスタッフが直接サクラの仕事を担っている場合と、サクラ専門のアルバイトを雇っている場合の2パターンがあります。
サクラはバイト雑誌でも普通に募集されており、経験不問の「PCオペレーター」「メールオペレーター」といった募集要項ならサクラのアルバイトの可能性大です。
このタイプのサクラは、本当に関わるだけ無駄な存在です。
ポイントの無駄遣いさせるために会話を引き延ばそうとしてきますし、どれだけポイントを使っても絶対にオトすことはできません。
そもそも運営が雇っているサクラは女性だという保証すらありませんので、会話内容に怪しい点があったら早めに縁を切るのがオススメです。
②コンピューターの自動送信
最近になって増えてきているのが「コンピューターの自動送信」タイプのサクラです。
あらかじめ設定されている会話内容を不特定多数のユーザーに送ることで、返信時のポイント消費を促すのが自動送信タイプのサクラの目的です。
自動送信タイプのサクラは数こそ多いものの、人間が動かしているタイプに比べると見破りやすいです。
「欲求不満の20代ナースです…今日会えませんか?」といった男性に都合の良すぎるメールを送ってきたり、会話内容が少しズレていたりする場合は自動送信の可能性が高いといえます。
自動送信プログラムに対してメールを返信すると、運営側に「こいつはカモだ」と判断されてしまいます。
そこからはサクラ専門のオペレーターにチェンジして、ユーザーに1円でも多くのポイントを使わせようと狙い撃ちしてくるでしょう。
自動送信プログラムはあくまでカモを見つけるためのキッカケで、ターゲットが定まったら本腰を入れて騙しにかかってくるのがサクラの恐ろしいところなのです。
③キャッシュバッカー&メールレディ
ちなみになんですが、出会い系サイトには「キャッシュバッカー」「メールレディ」という存在もいます。
これらは厳密に言うとサクラとは別物なのですが、性質が良く似ているので一応ご紹介しておきましょう。
「キャッシュバッカー」とは、出会い系サイトを使ってお金を稼いでいる女性ユーザーのことです。
出会い系サイトには女性を優遇しているところが多く、「換金可能なポイントや景品」を女性ユーザーに渡しているサイトも珍しくありません。
このシステムを利用して、お金を稼ぐために出会い系サイトに登録している女性ユーザーがいるということですね。
「メールレディ」は、出会い系サイトで男性にメールを返すアルバイトです。
彼女たちはメールを1通返信するごとに30円~50円ほど儲かるので、初対面の男性ユーザーにも積極的に話しかけてきます。
しかしアルバイトで出会い系サイトを使っているだけなので、いくらメールしたところで関係が進展することは無いでしょう。
キャッシュバッカー・メールレディはサクラとは違う…とは言いますが、男性ユーザーから見ればほとんど同じようなものですね。
どれもまともに相手するだけ無駄な人種なので、出会い系サイトを使うときは出来るだけ関わらないようにしましょう。
出会い系サイトに潜む業者の正体とは?
本来、サクラとは「運営側が用意した偽客」のことを指します。
しかし出会い系サイトの場合、運営側とは全く無関係な「悪質業者」が勝手にサクラ用のアカウントを作ることがあります。
悪質業者がわざわざ出会い系サイトでサクラ行為を行うことにはどんな狙いがあるのでしょうか?
ここでは、優良な出会い系サイトにも紛れ込んでいるかもしれない「悪質業者のサクラ」の種類をご紹介しましょう。
①風俗業者
出会い系サイトを利用する悪質業者で最も多いのが風俗関係の業者です。
一般の女性ユーザーを装い、男性ユーザーに風俗店の利用をあっせんすることが主な目的です。
「今夜エッチできませんか?」なんて誘いに乗って待ち合わせ場所に行ってみたら、そこは風俗店だったなんてケースが後を絶ちません。
確かに写真通りの女の子が在籍していることもありますが、風俗店ですから当然お金は取られてしまいます。
その店ではなく、風俗嬢の女の子が直接出会い系サイトで営業していたというケースも多いですね。
風俗店に誘われただけならまだマシなほうで、なかには違法売春をあっせんする業者に騙されるケースもあります。
まんまと騙されて法外な料金を請求されたり、違法売春の利用者として逮捕される可能性もあるので充分に注意してください。
②詐欺師
出会い系サイトを利用した詐欺師も少なからず存在します。
プロフィールを見る限りは普通の女性でも、実際には詐欺師が運用する偽アカウントだったりするので注意しましょう。
詐欺師の手口は様々ですが、金銭の絡む要求をされたら詐欺の確率が高いとみて間違いありません。
例えば「お金に困ってるから少しだけ貸して」「後で返すからプリペイドカードを買って」なんて話が出たら、無視して運営に報告しましょう。
また、ユーザーの弱みを握って恐喝に使おうとする詐欺師もいます。
住所・勤務先・電話番号といった個人情報は絶対に教えないように心掛けましょう。
③悪質サイト運営者
わりと頻繁に目にするのが、外部の悪質サイトに誘導しようとする業者です。
出会い系サイトのメール機能で会話しようとすると、何かと理由をつけて外部サイトへのリンクを送ってきます。
「このサイトだと旦那にバレそうだから、100%安全なこのサイトで話そう」「ここだとお金かかるし、無料の会話サイトで話さない?」なんて話が出たら99%悪質サイトへの誘導です。
送られてきたURLをクリックしたが最後、ウイルスが仕込まれたサイトに飛ばされたり、法外な利用料金を請求してくるサイトに登録させられたりします。
リンクさえ踏まなければ無害なので、風俗業者や詐欺師に比べると見分けやすいタイプの悪徳業者ですね。
どんなに甘い言葉で誘われたとしても、怪しい外部サイトにはアクセスしないのがリスク回避のコツです!
従来のサクラ&業者の特徴は?
出会い系サイトを使い慣れてくると、サクラにもそう簡単には騙されなくなってきます。
なぜなら、多くのサクラには「共通した特徴」があるからです。
ここでは、従来のサクラや業者を見分けるための特徴をご紹介しておきましょう。
最近では新手のサクラも登場しているため100%とは言えませんが、以下のポイントを押さえればほとんどのサクラは回避できるはずですよ。
従来のサクラの特徴①相手に求める条件のハードルが低い
まず「相手に求める条件のハードルが低い」アカウントは要注意ですね。
本物の女性なら「30代まで」「年収400万円以上」「痩せている人」など、男性ユーザーに対して条件を設定するものです。
真剣に出会いを求めるのなら、異性の好みをしっかり記載しておくのも当然ですよね。
ところがユーザーにお金を使わせることだけが目的のサクラにとって、ぶっちゃけ相手なんて誰でもいいわけです。
「10代~50代」「年収100万円以上」「太っていてもOK!」など、ほとんど誰にでも当てはまるような条件しか設定していないアカウントはサクラの可能性が高いといえるでしょう。
従来のサクラの特徴②いきなり深い関係を求めてくる
ほとんどのサクラは、基本的に「手っ取り早く騙そう」としてきます。
ファーストメールからいきなり「今日デートしませんか?」「今夜エッチしませんか?」といった内容のメールを送ってくるのです。
真剣に出会いを求めている女性が、会話したことも無い男性といきなり会おうとしませんよね?
このように最初から深い関係を求めてくる女性は、ほぼ100%サクラか悪徳業者だと思って構いません。
しかし女性にいきなり「エッチしませんか?」なんて言われると、つい判断力を鈍らせてしまう男性も多いようです…
冷静に考えれば絶対サクラだとわかるような文面でも、興奮していると気付かない可能性があるので注意してくださいね。
従来のサクラの特徴③会話の引き延ばしが酷い
サクラの目的は男性ユーザーにポイントを無駄遣いさせることですから、とにかく会話を引き延ばそうとしてきます。
普通なら1~2回のやり取りで済みそうな会話内容も、サクラ相手なら十数回かかってしまってもおかしくありません。
例えば「どこに住んでるの?」と尋ねたとしましょう。
まともな女性ユーザーなら「○○市です!」「○○デパートの近くです!」なんて答えが返ってくるでしょう。
しかしサクラは「どこに住んでると思います?」とか「え~?知りたいですか~?」なんて意味のないメールを返信してきます。
意味のないメールで会話を引き延ばされていると感じたら、相手はサクラやキャッシュバッカーの可能性が大です。
余裕があれば1~2回様子を見てもいいですが、引き延ばしが酷いようなら返信せずに会話を切ってしまうのが無難ですよ。
従来のサクラの特徴④写真のレベルが異常に高い
ほとんどのサクラは、プロフィールに「美人の写真」を設定しています。
大多数の男性は「どうせ出会うなら美人のほうがいい!」と考えますから、サクラとしては美人の写真を設定していると相手を騙しやすいわけです。
しかし冷静になってみれば、モデルやアイドルに匹敵するほどの美人なんてそうそう居ません。
また、サクラが使っているのは「明らかにプロの写真家が撮影したレベルの写真」が多いのですが、よく考えてみれば素人がそんな高画質なプロフィール写真を持っているワケがありませんよね。
出会い系サイトを使う以上、美人の写真に反応してしまうのは仕方のないことだと言えます。
しかしあまりに写真のレベルが高すぎる女性ユーザーに対しては、サクラの可能性が高いと疑ってかかったほうが良いでしょう。
従来のサクラの特徴⑤芸能人を装う
かなりベタな手口ですが、未だに「芸能人を装う」タイプのサクラもいます。
「芸能人の○○です!不倫相手を探してます!」といったメールが送られてくることがあるのですが…
普通に考えたら、芸能人が顔出しで出会い系サイトを利用するなんてことあり得ませんよね。
しかし、こういった手口が根強く残っているのは、それなりに引っかかってしまう男性も多いという証拠です。
芸能人の名を騙るメールはほぼ100%サクラかイタズラなので、返信しないようにしましょう。
要注意!新たな手口のサクラが登場しています!
出会い系サイトを使う方が多くなってきたことで、サクラを見破るノウハウも広まってきました。
しかし最近、従来のサクラが見破られやすくなったことを逆手にとった「新型サクラ」が登場していることをご存知でしょうか。
新たに登場したサクラも、「ユーザーにポイントを無駄遣いさせること」が目的だという点は今までと同じです。
しかし従来のサクラとは全く正反対の特徴をもっているため、今まで通りの対処法では簡単に見破れなくなってきています。
まだネット上にも新型サクラの情報はあまり広まっていないので、ここで詳しくまとめておきたいと思います。
今のうちに新型サクラの特徴を確認して、騙されないための心構えを作っておいてください!
①プロフィール画像が素人っぽい
新型のサクラは、プロフィール画像にかなり「素人っぽい写真」を使ってきます。
モデルのようにカワイイわけでもなく、プロの写真家が撮ったような高画質の写真でもない…本当にごくごく普通の女の子の写真です。
これは「写真のレベルが高すぎるとサクラの可能性が高い」という情報が広まったため、サクラ側がとった対策のひとつだと考えられます。
本物の素人女子の写真を使用している場合もあるため、もはや写真の質だけでサクラかどうかを判断することはできなくなってきているのです。
「写真のレベルが高すぎるとサクラの可能性が高い」という見分け方自体は今でも現役ですが、だからといって「写真が素人っぽければサクラではない」とは言えないことを頭に入れておきましょう。
②返信内容が自然なので気づきにくい
新型サクラはプロフィール画像だけでなく、メールの返信にも「素人っぽさ」を出してきます。
今までのサクラは自動返信を使ったり、マニュアル通りの定型文を送ってくることが多かったため、文章のニュアンスで見分けることもできました。
しかし新型サクラは、素人女子の文章力を完全にコピーすることに成功しています。
詐欺師が素人女子になりきって書いた嘘っぽい文章ではなく、SNSや個人ブログに書かれているような自然な文章を送ってくるのです。
プロフィールの書き方も、若者の流行に合わせて自然に仕上げています。
画像も文章も素人っぽいとなれば…プロフィールページを見ただけでサクラかどうかを判断するのが非常に難しそうですね。
③外部サイトに誘導しない
従来のサクラは、少しでもポイントを無駄遣いさせるために「外部サイトへの誘導」を行うことがありました。
無料で使っているユーザーに有料登録を促したり、悪質な有料サイトへのリンクを踏ませたりするサクラも確認されています。
しかし新型のサクラは、外部サイトへの誘導を一切行いません。
完全に「今いるサイト内でポイントを消費させる」ことに特化しているからです。
どれだけ会話を続けても仲が進展することはありませんが、決してこちらの気分を害するようなことは言ってこないのが新型サクラの特徴。
ついつい楽しくなってやり取りを続けてしまう男性も多いようですが、それこそが新型サクラの思う壺になってしまうのです。
サクラが多いサイト・少ないサイトの違いを見極めるチェックポイント!
出会い系にもサイトごとに特色があり、運営側サクラを容認しているところもあれば、運営がサクラを徹底的に排除しているサイトもあります。
なかには長年の対策の末にサクラ・キャッシュバッカー・メールレディの全てを排除することに成功した超優良サイトも…
今回はそんな「サクラの少ない出会い系サイト」を見分けるためのチェックポイントをご用意しました。
自分がこれから利用しようとしているサイトにどれくらいサクラがいるのかを確かめるのにお役立てください!
チェックポイント①年齢確認はある?
まず最初にチェックするべきなのは「年齢確認があるかどうか」です。
日本には「出会い系サイト規制法」という法律があり、18歳未満が出会い系サイトを利用することを禁止しています。
そのため全ての出会い系サイトには、ユーザーが18歳以上であることを証明するための「年齢確認」が義務付けられているのです。
ところが一部の悪質なサイトが法律を無視し、年齢確認を行わないという事例が報告されています。
サクラの有無と直接結びつくわけではありませんが、年齢確認の無いサイトは間違いなく「違法サイト」なので、まともな運営を期待することはできないでしょう。
チェックポイント②プロフィール未記入状態でメールが来る?
サクラの多いサイトを見極めるコツのひとつが、「プロフィール未記入状態でメールが来るか?」というチェック方法です。
普通の女性ならプロフィール未記入の男性ユーザーに「怪しい」と感じるものですが、サクラはそんなことを気にせず大量のメールを送ってきます。
運営側が全ての男性ユーザーにサクラメールを自動送信しているというケースもありますね。
出会い系サイトに登録したら、一旦プロフィール未記入のまま2~3日放置してみるのもよいでしょう。
その間の受信メールが0件ならサクラの少ないサイト、十数件のメールが来ていればサクラだらけのサイトだと判断することができます。
チェックポイント③料金は相場と比べて高い?安い?
料金が出会い系サイトの相場通りかどうかをチェックするのも、サクラの有無を判断するための効果的な方法です。
サクラを用意している出会い系サイトは、相場よりも高めの料金設定にしているところが多いからです。
出会えないことがバレたら退会されてしまいますから、その前に1円でも多く巻き上げてやろう…という策略なのでしょうね。
一般的な出会い系サイトでは、メールを1通送るために50円前後の料金がかかります。
しかし悪質なサイトだとメール1通に200円~250円も要求してくることがあるため、料金システムは登録前にしっかり確認しておきましょう。
チェックポイント④運営元は個人?企業?
優良な出会い系サイトは、まず間違いなく企業が運営しています。
出会い系サイトの運営には膨大な手間がかかるため、個人運営では絶対に手が行き届きません。
個人運営の出会い系サイトは高確率でサクラ・詐欺・売春など犯罪の温床になっているので、決して手を出さないようにしましょう。
まともな出会い系サイトなら、運営者情報はすぐ確認できるところに表示されているはずです。
なかなか運営者情報が見つからない場合は、アプリ版のダウンロードページを確認してみてください。
アプリタイトルの下に「株式会社○○」といった企業名が書かれていればとりあえず一安心ですが、「Tanaka Tarou」のような個人名が表示されていたら要注意です!
チェックポイント⑤アプリの評価が高い?低い?
意外と引っかかる人が多いのが「アプリの評価」に関するチェックポイントです。
アナタもApp StoreやGooglePlayで出会い系アプリをダウンロードするとき、「できるだけ評価の高いアプリ」を選んでしまっていませんか?
出会い系アプリには「全然出会えない!」という理由でアプリに低評価をつける人が出るのが当たり前です。
そのためどんなに良い出会い系アプリでも、総合的な評価は3.0~3.5くらいに落ち着くことが多いのです。
ところが悪質なサイトは、運営側がヤラセの口コミを投稿して少しでも評価を上げようとします。
4.5~5.0の出会い系アプリはほぼ間違いなくヤラセの評価で埋め尽くされていますので、口コミをアテにしないようにしましょう。
チェックポイント⑥キャッシュバックが高額?
女性が出会い系サイトを利用するとお金が貯まる「キャッシュバック制度」を採用しているサイトには、どうしてもキャッシュバッカーが溜まりやすくなります。
キャッシュバッカーは実質サクラと同じようなものなので、出会い系サイトを選ぶときはキャッシュバック制度の無いところを選ぶのもポイントです。
特に、キャッシュバックの金額が大きいサイトには要注意です!
1メール1円~5円くらいのサイトならそれほどキャッシュバッカーも多くありませんが、1メール10円を超えるようなサイトにはキャッシュバッカーがうじゃうじゃ…
逆にキャッシュバックの金額が少ないサイトほど、真剣に出会いを求める女性が多いと言われています。
利用規約でサクラを認めているサイトがある!?
「出会い系サイトの運営側がサクラを用意するのって犯罪なんじゃないの?」と疑問を抱いたことはありませんか?
確かにユーザーからすれば詐欺に遭ったようなものですが、残念ながらこうしたケースのサクラは「グレーゾーン」としてスルーされることが多いんです。
訴えれば勝てるかもしれませんが、一発で犯罪と認定されるような行為ではないということですね。
しかもサイトによっては、利用規約でサクラを容認しているというケースがあるというのですから驚きです。
ユーザーが運営を訴えたとしても「サクラのことは利用規約に書いてある」と言われてしまえばどうしようもありません。
もちろん利用規約には「当サイトにはサクラがいます!」なんて分かりやすい書かれ方はしていません。
「多少の誇張表現を用いることがあります」だとか「当社が任意で作成したキャラクターが登録することもございます」など、ボーっとしていると読み飛ばしてしまいそうな書き方でサクラの存在を匂わせているのです。
利用規約にサクラを連想させるような一文が添えられている出会い系サイトは、避けておくのが賢明でしょう。
そもそも優良サイトならこんなことを利用規約に書きません。
ここなら安心!サクラの少ない出会い系サイト3選!
サクラの被害に遭わないためには、サクラの少ない優良サイトを利用するのが一番手っ取り早いです。
大手出会い系サイトのなかにはサクラ根絶に力を入れているところもあり、そうした優良サイトを選ぶのがユーザーにとって最善のサクラ対処法になります。
今回は、数ある出会い系サイトの中から「サクラの少なさ」に定評のあるサイトだけを選出してみました。
サクラ相手に無駄なポイントを消費せずに済むサイトばかりなので、真剣に出会いを求める方にはかなりオススメですよ!
ハッピーメール
ハッピーメールは、サクラが全くいない出会い系サイトとして有名です。
登録者数も多いですし、初心者でも気軽に使えるところがハッピーメールの魅力ですね。
- 登録者数1500万人突破の超大手サイト
- サクラが全くいないので初心者でも安心
- 2000年設立の老舗サイトなので安全性も高い
- 換金率が低いのでキャッシュバッカーも少なめ
\無料!1,200円分のお試しポイントで/
マッチドットコム
マッチドットコムは世界25ヵ国で運営されているグローバルなサイトです。
出会い系サイトというよりは「婚活サイト」の側面が強く、他の大手サイトに比べて真剣に出会いを求めている女性が多いのが特徴です。
- 国内登録者数187万人&世界登録者数1600万人の大規模サイト
- 身分証明が必要なのでサクラやキャッシュバッカーは皆無
- 使い方しだいでは海外の美女を射止めることも可能
イククル
イククルは国内最大級の出会い系サイトのひとつで、安全性の高いサイトとして人気を博しています。
運営側が用意したサクラは一切いませんので、安心して女性にアプローチをかけることができます。
- 登録者数1000万人の大手サイト
- 料金は前払い制なので使い過ぎの心配がない
- WEB版を使うとアプリ版の通常料金よりも安く利用できる
- 比較的若い女性ユーザーが多め
サクラ被害の実例をみてみよう
悪質な出会い系サイトを利用してしまい、サクラの被害に遭ったユーザーの実例はいくつもあります。
とりわけ衝撃的だったのが、関西地方に住む60代男性がサクラに5000万円もの利用料金を騙し取られてしまったという事例です。
ニュース記事によれば、被害者の男性は出会系サイトで知り合った「あやか」という女性に好意を抱き、数年にわたってやり取りを続けていました。
しかし実際に会おうとすればドタキャンされ、挙句の果てには「『大丈夫!』『守る!』『安心して!』って10回送って」と、男性にポイント消費を促すメールを送るようになってきたといいます。
同じメールを何度も送ったところで、得するのは運営側だけなのですが…判断力を失っていた男性は素直に従ってしまいました。
このようなやり取りが3年間も続き、結局5000万円をサイトにつぎ込んでしまったという男性。
正気に戻ってようやく「あやかは運営側が用意したサクラなのでは?」と気付き、訴訟に踏み切りました。
傍から見ていれば「なんでこんなのに騙されるの?」と思ってしまいますが、プロのサクラはじわじわと人の判断力を奪っていくことに長けているため、決して他人事だと笑うことはできません。
出会い系サイトを利用するときは、自分が騙される可能性もゼロではないということを忘れないようにしましょう。
引用元:サクラにだまされた」出会い系サイトに5000万円、被害の60代男性が怒りの提訴
もしもサクラの被害に遭ってしまったらどう対応すべき?
出会い系サイトでサクラ被害に遭ってしまったら「国民生活センター」に相談するのがオススメです。
国民生活センターは消費者庁の管轄で、あらゆる悪徳商法に関する情報提供や対処法のアドバイスをくれる頼もしい組織です。
国民生活センターによれば、出会い系サイトを巡るトラブルの被害相談は後を絶たないといいます。
出会い系サイトに関するトラブルには架空請求・退会拒否・個人情報流出など様々なケースがありますが、やはりサクラにポイントを騙し取られたという相談も多いようです。
実際にどのような対処を取るべきなのかは状況によって異なるので、被害に遭ったらすぐに国民生活センターに電話して相談してみましょう。
被害が大きい場合は警察に届け出ることもできますが、残念ながら警察はよほど大きな案件でない限り動いてくれません。
「○○万円騙し取られた!」という証拠があれば動いてくれるかもしれませんが、「○○円つぎ込んだ相手がサクラっぽい…」くらいのレベルだと警察はあまり頼りにならないかもしれません。
また、騙し取られた金額が大きい場合は裁判を起こすことも視野に入れましょう。
運営がサクラを仕込んでいたことを証明することができれば、つぎ込んだ金額の大部分を取り戻すことも不可能ではありません。
悪質サイトを訴えてお金を取り戻した事例も実際にありますので、被害額が大きい方は弁護士さんに相談してみてください。
サクラに遭う確率はそれほど高くありません!
きっと今回の記事を読んで、「出会い系サイトってサクラだらけなの…?」と不安に思ってしまった方もいることでしょう。
しかしご安心ください。運営側がサクラを用意しているのは一部の悪質サイトだけで、運営母体のしっかりした優良サイトならサクラはいません。
最近ではキャッシュバッカーやメールレディなど、サクラに近い存在にも規制がかかり始めているくらいです。
登録するサイトさえ間違えなければ、サクラの被害に遭うことなんてほとんどないと言っても過言ではないでしょう。
これから出会い系サイトに登録したいという方は、「ハッピーメール」「マッチドットコム」「イククル」のようにサクラの少ないサイトを選んでください。
あとは今回ご紹介した「サクラの特徴」を頭に入れておけば、サクラに騙される心配なんて無くなりますよ!